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天長節 [神仏]

謹んで玉體のご安寧皇祚の無窮を畏みながらもお祈り申し上げます
タグ:天長節
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秋の羽黒山参拝 平成28年 [神仏]

例年、秋にみんなで羽黒山に1泊で参拝旅行に行っています。
今年は長州の親方の同級生や僕の高校時代の同級生も加わって、
いつも通り楽しい旅になりました。

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羽黒山大鳥居付近から月山を望む。
今年は月山も鳥海山も山麓から頂上まで、雲一つなく綺麗な山容を
一日中ずっと見せてくれていました。

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吹越に参拝。
庄内平野を望む。

霊祭殿でご供養、後本殿で参拝。
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直務所でお伊勢さまから下賜された宝物の一部が展示されていました。
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直刀、矢、螺鈿の箱に収められた御櫛。
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素人が見ても分かる素晴らしいものです。

いつものように斎館で昼食をご馳走になりました。
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どの料理も手間がかかっていて美味しいっ!

食事を頂いた勅使の間からは鳥海が正面に望めます。
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江戸期には杉も小さいので山裾からすべて見られたのでしょう。

お参りが終わったら、いつものように由良温泉のホテル八乙女にお世話になります。

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昨年、一昨年は日本海に沈む夕日が見られましたが、今年は水平線に雲が。
しかし、とてもきれいな写真が撮れました。

夜の直会が盛り上がったのは言うまでもありません。

翌日、美味しいバイキングの朝食をお腹一杯食べて、まずは時間調整に鼠ヶ関に。
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おばちゃんたちが軒を連ねて干物を売っています。
イカとギス、アカラに干し海苔、そしてポール星人を買って帰りました。

ちょっと早い昼食を鶴岡、水沢の大松庵で。
かつては家族でもよく行ったお蕎麦屋さん。
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ちょっと雰囲気変わったかな?
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古民家を移築した店構え。

お姉さまが羽黒山とご縁があるとのこと、今回はO禰宜様からお口添えいただきました。
ご店主から丁寧なあいさつを頂戴し、竹酒やビールをご馳走になりました。
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天ぷら蕎麦と弁慶飯のセットをみんなで頂きました。
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わさびは本わさびを鮫皮のおろしで擂ります。

ほぼ10割というお蕎麦は、近年食べた中では3本の指に入る美味しさでした。
香りも腰も喉越しもたれも申し分ありませんでした。
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弁慶飯もちゃんと焼いてあって、庄内出身の姐御に教わった通り。
旨いっ!

僕が頼んだデザートは栃餅。
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これがもちもちよく伸びて、あんこもさっぱりして美味しくて、こんな美味しい栃餅を
食べたのは初めてです。
おそらく手作りしてると思います。

他の方の食べた無花果のラム酒煮。
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これまた甘さ控えめで美味しい!

写真はありませんが、蕎麦の実入りアイスクリームも絶品でした。

帰り足は産直巡り(笑)
途中、月山道路から旧六十里越を通ってみました。
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上に見えるのが月山道路の橋脚。
谷が深すぎてパースの感覚が狂います。
月山道路ができる前のこの道は本当に怖かったです。

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たくさんのお土産を頂戴して帰宅して、美味しいご飯を食べているのは前記事の通りです。

今回の旅も、出羽三山神社の皆様のお蔭で素晴らしいものになりました。
宮司様はじめ、O禰宜様、Y子さん、Kさん、Aちゃん、皆様、ありがとうございました!

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岩根沢出羽三山神社例大祭に参列 素晴らしい太神楽 [神仏]

昨年、講中で、今年、妻と参拝して、その建物の迫力に圧倒された岩根沢出羽三山神社。
例大祭が9月11日に斎行される、とのことで妻と参列してきました。
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例大祭、本来は9月13日だったのだそうですが、参列者不足も鑑み、2年前から
9月第二日曜日としたそうです。
伝統との板挟みがあったでしょうが、確かに、平日仕事の僕らのようなものにはありがたいことです。

祝詞、祈願の後に、太神楽の奉納です。
出羽三山神社では珍しい出雲系のお神楽だそうで、福島の伊達郡から伝わったそうです。
現在十七座残っていて、年ごとに三座ずつ奉納するようです。

まず、火之迦具土。
イザナミが最後に生んだ災いを為す神。

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写真、暗いですが、結構いいものが撮れました。
クリックして拡大してご覧ください。

神がかりして後は、蝋燭を両手に持って舞います。
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面がリアルで、見ていると本当の神が舞っているようで不思議な気持ちになります。

次は素戔嗚の神。
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一転して迫力のある舞い。
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最後は宇迦之御魂神。平たく言えばお稲荷さんですね。
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神がかりの後は、農耕を模したような舞いで、最後は参拝者に菓子を投げます。
豊作の予祝なのでしょう。
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厳粛な雰囲気の中、三座の神楽は終了。
内拝殿で参列しましたので間近に見られてありがたかったです。
一方、足が不自由なので拝殿の隅のほうにいた妻。
心無い参列者、というよりカメラ構えて写真を撮りに来た中高年に憤慨していました。
目の前に立つ、うろうろする、大声でしゃべる、
神事に参加しているという意識が全くなかったそうで、とても不愉快な思いをしたそうです。

神楽奉納のあと、玉串をささげて拝礼するわけですが、神楽が終わった途端、ざわざわわいわい。
神官が一度だけ、静かにするよう注意したのですが、聞きません。
地元紙の記者(紙名は出しませんが)が玉串拝礼中に、参列者にインタビュー始める始末だったらしく、
目の前でこれをやられた妻、怒りを抑えるのが大変だったそうです。

過疎の集落の年に一度の大祭、無形文化財の太神楽。
継承していくためには参列者がいなければ始まりません。
日にちを移したり、カメラじじぃやカメラばばぁに来てもらうのも必要でしょう。
妻をなだめながら、複雑な気持ちになりました。

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祭りが終わり、参道では子供が無邪気に遊び、若者たちは様々な出店をしています。
参列後、すぐに帰るつもりでしたが、ご厚意で直会まで出させていただきました。

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豆腐のお吸い物、美味しかった!
妻に帰りの運転をお願いして、お神酒もたっぷり頂戴しました♪

宴もたけなわになった頃、地元集落の子供たちによる神楽の披露。
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子供たちの舞を嬉しそうに見る親や祖父母たち。

I様に、こうやって継承していくんですね、とお話し申し上げたら、
「いや~、女の子はみんな出ていってしまう。」
とのご返事。宿坊の方のご挨拶でも、過疎に対する危機感が述べられていましたが、
地元では本当に深刻なんだろうな、としみじみ思いました。

可愛らしい子供たちの宇迦之御魂神の舞のあとは、今年かからなかった一座が披露されました。
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説明を聞き逃したので、どの神様が降りているのかわかりませんが、
ユーモラスで楽しい舞でした。

この頃はもう集落の皆様の楽しい直会の席です。
ご挨拶申し上げて中座しました。

宮司様、突然顔を出したのに、お言葉ありがとうございます。

今回、色々骨を折ってくださったO禰宜さま、ありがとうございました。
お陰様で、素晴らしいお祭りに参列できました。

I様、お気遣い頂きまして、本当にありがとうございます。
またお参りに伺います。

O権禰宜様、色々お気遣いありがとうございました。

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国指定重要文化財、天保年間の建築。
この建物を見に行くだけで価値があります。
山形県を内陸から庄内に抜ける際、西川ICで降りて、是非立ち寄ってみてください。
(冬期は豪雪のため拝観不可)
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月山柴燈祭 平成28年 夕陽のブロッケン! [神仏]

今年も8月13日に月山山頂で斎行される柴燈祭に参列してきました。

以前のお祭りの様子はこちらをご覧ください。⇒☆

今年は7月に続いて2度目の登拝。前回は雨に風に大変でしたが、
今回は天気に恵まれました。

お盆休みの土曜日、ということで、8合目の駐車場はほぼ満車。
ぎりぎり端っこのほうにとめることができました。

一人の登拝ですからマイペースで登り始めます。
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一の滝辺りから中之宮を臨む。鳥海が綺麗に見えています。
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今年は雪が少ない。
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蔵王、葉山、遠く栗駒まで見通せる大好きな場所で朝ご飯。
妻のおにぎり、旨いっ!

今年は花も早くて、ニッコウキスゲは雪渓のそばにしか咲いていません。
それでも、可憐な花たちが歓迎してくれます。
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9合目、佛性池も渇水気味で、わざわざポンプで水を補充しているそうです。
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ミヤマリンドウ、癒されます。

山頂につき、祖母の供養をし、しばらく休みました。
一緒に参列される方が、「胎内」に行くというので、ご一緒させてもらいました。
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八口の一つ、岩根沢口の登山道の途中にあります。
巨大な石が真っ二つに割れています。
明治頃の墓石や頭のとれた地蔵などが奉納?されていて、独特な雰囲気を醸し出しています。

胎内と言えば、くぐらない訳にはいきません。
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なにせ巨体ですから、匍匐前進でくぐりました。
羽黒山伏ですから、出るときにはもちろん、「おぎゃー」が欠かせません(笑)
(羽黒派修験は「擬死再生」=生まれかわりの行を行います)

お祭りは日の暮れた7時斎行。
それまでの時間、職員や助勤の方々と夕日を眺めていました。
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湯殿山を臨む。
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ガスが西から這い上ってきます。
これは出るかも、と待ち構えていたら・・・

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出ました!
ブロッケン現象。
朝のブロッケン現象はよくあるそうですが、夕日のブロッケンは職員の方でも珍しいそう。

感激です!

カメラを忘れたので、取りに戻り他の参列者の方にもお教えします。
皆、この神秘的な光景に言葉をなくします。

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ガスが薄いので、遠くの山々の中にブロッケンが透けて見えます。
これも結構珍しいと思います。

圧巻は影月山に立つブロッケン。
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ブロッケンの足元の黒い部分は月山の影が霧に写ったものです。
光背も2重に出て、自分が写ってるのにもかかわらず、思わず手を合わせてしまいます。

陽が落ちてきて、徐々に霧も晴れ、ブロッケンも薄くなってついには見えなくなりました。
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薄く写っているのが見えるでしょうか?

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上空には月齢11の月が。
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この後、柴燈祭が厳かに行われ、ホイホイ酒で祖霊を慰めました。
夜、一人で火の番に行き、地面に仰向けに寝転んで星空を眺めました。

流星は残念ながら3つしか見られませんでした。でも、柴燈の火の暖かさ、
吹き抜ける風の冷たさを体の両側に感じながら、独り山頂で仰臥しながら
見る星空は格別でした。

そして、なぜか眠くなり目を瞑り、パチパチと柴灯の爆ぜる音を聞いていると、
このままここで祖霊たちと眠るのもいいのかも、なんて考えました。

翌朝、朝食を戴いていたらご来光です。
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昨日、ブロッケンが出ていた辺りから朝日が昇ります。
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この後、月山本宮祭、一山萬霊供養祭に参列し、名残を惜しみながら下山しました。

今回の参列、とにかくお天気に恵まれました。
その分、汗をいっぱいかいて、バテバテ。

中之宮で割引券を頂いて、羽黒町の「山伏温泉ゆぽか」に寄って、汗を流してから帰りました。
循環のなんでもない温泉ですが、ジャグジーで筋肉をほぐすことができて、登山帰りにはいいかも。
昼食には気になっていたR112朝日町の月山軒で味噌ラーメン。
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手打ちの麺が美味しかったです。
ちょっとしょっぱめの独特な味の味噌も、疲れた体に浸みました。

今年も素晴らしい参拝になりました。
T禰宜様、職員、助勤の皆様、今年も大変お世話になりました。
また来年もお世話になります!!!!!
ありがとうございました!!!!!
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オコジョ出現! 月山登拝 [神仏]

17日の日曜、初参拝の3名をお連れして月山に登拝してきました。
朝3時仙台出発。
7時前に7合目駐車場につきました。
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着いた時にはまだ天候が良かったのですが・・・
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9合目仏性池小屋手前の雪渓。いつもの朝ご飯ポイントです。
が、ちょうどおにぎりを食べようとした時から雨が降り始めました。

朝食は小屋で熱々の味噌汁とともに食べ、雨中の登拝になりました。
幸い、山頂のお宮で御祈祷を受けてる時だけは雨がやみ、
帰るときは朝より激しい雨と風。
ポンチョも役に立たず、全身ずぶぬれ。

そんな辛い下山中、嬉しいことが。
雪渓の庇の穴からオコジョが出現!
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上の庇から出たと思ったら下、そして上、と好奇心の強い動物らしく
ちょろちょろ顔を出して、見ているだけで和みます。
月山でオコジョを見たのは何十回と登っているのに3回目。
初登山で見られた同行者は幸せです。

ところが、中之宮まで下りて、休んでいたら奉行からオコジョが出たよ、と呼ばれて外に出たら・・・


可愛いでしょ。
1日に2回もオコジョを見られて、おまけに間近まで寄ってきてくれて。
今年の月山はオコジョの当たり年のようです。
ラッキー♪
雨の中の登拝の疲れも吹き飛びました!
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今年も羽黒山参拝に行ってきました [神仏]

しばらく更新をさぼっていました。

前記事のキノコ、最後のアレンジはドリアです。
ホワイトソースの残ったのをオリーブ油を和えたご飯に乗せ、
チーズをトッピングしてオーブンレンジの自動モードで。
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ガスオーブンを使わずに最近買った電気のレンジ、焼きむらが出ますね。
でも、味は抜群。
妻と二人で昼からガッツリ。

週末の羽黒山詣に持参するお酒を買いに行ったついでに、同じものを僕も味見。
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大好きな黄金澤、このラベルは初めて見ました。
味は、黄金澤らしい旨みの中に、程よい吟醸香が広がるとてもいい酒でした。

つまみは鮭の白子の塩麹漬け。
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甘じょっぱさがいい。

日曜は恒例の出羽三山講で羽黒山参拝。

仙台を出たときは雨がぱらついていましたが、笹谷辺りからいい天気に。
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月山湖PAでは、月山、湯殿山が山頂まで綺麗に見えました。

今年は皆さんの希望で石段を登りました。
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二の坂茶屋で休憩。
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抜群の景色のなか、搗き立てのお餅を頂いて元気いっぱい。
行で休憩するときは何も食べられませんからね、嬉しい!!!
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茶屋で今では珍しい「はんこたんな」が売っていました。

りかこちゃん、興味津々。
お願いしておばあちゃんに巻き方を教えてもらいました。
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おばあちゃん、いつ来ても元気、そして年をとらない。
庄内美人です。
そして、「はんこたんな」は色白の庄内美人の必需品。
農作業などで日に焼けないように巻く、藍染めの布です。
昔は見かける女性みんな巻いてましたが、最近では全然見なくなりました。

忙しい中、ありがとうございました。
また来ますね♪

石段を登って、皆さん、結構よれよれ(笑)
直会のご馳走で体力回復です。
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ミラノ万博から戻ったばかりの斎館の料理長が腕によりをかけた精進料理。
どれも美味しいです!

誰の行いがいいのか、今年も素晴らしい夕日を見ることができました。
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定宿のホテル八乙女さんにお世話になり、大笑いの直会第二弾。
楽しかったです。

翌日、今年の寄り道は、過日下見しておいた岩根沢三山神社へ。
O禰宜様が事前に連絡をしくださってたので、宮司さんに丁寧に案内して頂くことができました。

江戸、天保時代の再建の重要文化財。
想像を超える素晴らしさで、講員の皆さんもとても喜んでいました。
薄暗く上手く写真が撮れませんでしたが、庫裏の柱(太い!)に
掲げられた大黒様に恵比須様です。
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是非、一度行って参拝してほしいお宮です。
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帰宅後、O禰宜様から頂いたナメコと、櫛引グーで買った来たもって菊で
和え物を作って、酒の肴に。
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翌日は頂いたキノコ、買ってきた里芋、大根で芋煮。
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今年初です。
振りかけた一味唐辛子も水沢の不思議な産直で買ってきたもの。
めちゃ辛い!

今年も充実したお参りになりました。
これも、O禰宜様始め、職員皆様のお蔭です。
本当にいつもいつもお世話になりっぱなしです。

ありがとうございました!!!

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出羽三山登拝講 平成26年 [神仏]

毎年恒例の出羽三山参拝、今年も行ってきました。
今年は参加者が増え、総勢13名。
お天気にも恵まれ、神社の方々からいつも以上の厚遇を受け、
全員満足満足の参拝でした。

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車で山頂に上がる組と徒歩組に分かれて羽黒山へ。

平安の世から続く羽黒古道、いつ歩いても心洗われます。
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ここ数年、雨が降ったりやんだりでしたが、今年は晴天、木漏れ日の中の
登拝でした。
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御祈祷の後は斎館で直会。
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今年は羽黒山、午歳のご縁年。
それに合わせて、膳と器を新調し、メニュー構成も変えたそうです。
もう、見ただけで嬉しくなるお料理の数々。

これ以外に、ご厚意で
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からとり芋とナメコの煮物。
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蓬入り胡麻豆腐。
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大好物、ブナカノカの油炒めを頂戴しました。

どれもこれも美味しくて、もうお腹一杯。
講のみなさんもとても喜んでいました。

いつもいつもご配慮ありがとうございます!!!

宿はいつもの由良温泉、ホテル八乙女さん。
でも、夕日には間に合いそうもないので、途中の漁港で途中下車。
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抜群のロケーション。
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釣り人があちこちに。
こんな美しい景色の中で糸を垂れるなんて、庄内人が羨ましい。
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じゅっ!と音がしたそうですが、僕には聞こえませんでした・・・(笑)

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女将からもご配慮いただき、こんな豪華な船盛りが!
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食べかけです(笑)
アワビの地獄焼き、美味しいなぁ。

たっぷり飲んでたっぷり騒いだ直会。
楽しい酒は次の日に残りません。

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海を見ながら露天風呂でのんびりして。

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宿から3分で水族館。
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月曜日の朝一番なのに、凄い人。

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大好きなゴマフアザラシ。
この1頭がなつっこくてずっとこっち見てます。
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このポーズが大好きなようで。

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立派になった加茂水族館ですが、個人的には前の素朴なほうが良かったなぁ。
子供会の遠足で行くような雰囲気が大好きでした。

昼食は写真がありませんが、先日行った山六食堂で。
山菜そば、みんな喜んで食べてくれて安心しました。
天ぷらもとても美味しく、手打ちの蕎麦も抜群でした。
また行こうっと。

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O禰宜様からこんな嬉しいお土産。
天然キノコたっぷり。
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天然舞茸を乾燥させたものも。

他にも皆様から沢山お土産頂戴しました。

羽黒の皆様、今年も大変お世話になりました。
本当にありがとうございます!!!
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頭が下がります [神仏]

神の山、御嶽山で起こった悲しい出来事。
犠牲者の方には心よりご冥福をお祈りいたします。

そのうえで。

自然災害があると、とかく責任論が幅をきかせるが、
そもそも噴火の予知は出来ない、と学者も言っている。

人知を超えた神の領域がこの世の中にはあり、実はそれは人間ごときが
コントロールできることより、はるかに大きいのだ、と思い知るべきだと思う。

以前にも書いたが、神には人に恵みをもたらす和魂(にぎみたま)と
災いをもたらす荒魂(あらみたま)の両方の機能が備わっている。

火山から日頃、美しい景色や温泉などの恵を享受しているのだが、
ひとたび荒魂を発揮すれば、人はその前でただひれ伏すしかない。

荒魂を鎮め和すために古来日本人は神を崇め、祀ってきた。
これ以上被害がないように祈るしかない。

そして、荒ぶる神の前で、日々、命の危険を顧みず活動をなさってる、自衛隊、警察、消防の
方々には本当に頭が下がる。

震災の時も、彼らの献身的活動がどれだけ心強かったか。
くれぐれも、2次災害などないよう祈りたい。

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秋も深まり、根菜類が恋しくなってきました。
トン汁が食べたく、あるもので作りました。
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芋がら、こんにゃく、里芋、シイタケ、ニンジン、豚小間。
出汁は使わず、煮汁に酒を加えただけ。信州味噌と仙台味噌の合わせで。
ホッとする味。

夜は妻にリクエストしてヒレカツ。
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柔らかで旨いっ!

そして翌日の楽しみ。
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卵とじ。カツが少なかったので、半分は鶏。
出汁に醤油、味醂、砂糖。
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普通のご飯茶わんで。
最近、体重が戻っちゃいましたから(笑)
でも、お代わりしたから同じか・・・
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平成26年 月山柴燈祭 [神仏]

毎年、8月13日に斎行される月山柴燈。
今年も、参列させていただきました。

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8合目レストハウス駐車場から余目方面を望む。
9時前に着いたのですが、駐車場はほぼ満車。

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弥陀が原、中ノ宮。
天気が良ければこの鳥居の先に山頂が見えます。
道中の安全を祈願して登り始めます。

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一歩歩くごとに標高が上がります。
20分ほど歩けば中ノ宮がはるか下に見えます。
弥陀が原池塘群。

意識的にハイペースで登ったので、息がぜいぜい(笑)
道々の花や景色が力づけてくれます。
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ハクサンフウロ。
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美味しい?ミヤマアザミ。
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目のピント、無限遠。
日常、なかなかないですよね。
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チングルマ、だと思うのですが、
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花弁の数がまちまち。
上は八重っぽいし、下は7弁?
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ハクサンシャジン?
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9合目手前のお花畑。

9合目仏性池小屋で熱いコーヒーを頂き、元気回復。
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行者返しを登ったらもう着いたも同じ。
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登山道で数少ない尾根道、馬の背はいつも雲が沸き起こっています。
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こういう溶岩ドーム状の大石があちこちにあります。
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山頂が見えました。

本宮を参拝し、霊祭所で亡き祖母の供養をしていただきます。
この祖母に連れられて何度月山登拝をしたことか。
足が悪くなり、病を得ても、また登りたい、と繰り返していた祖母。
亡くなってからは、身軽にすいすい登って、今は山頂に住んでいるはず♪

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お祭りにはまだ時間があるので散歩。
天候がどんどん良くなり、絶景を堪能します。
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本道寺口の登山道の景色が大好きです。
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手ごろな岩を見つけてごろんと昼寝。

耳元には虫の飛び交う音。遠くに登山者の歓声や鈴の音。
風の音。
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死者の遊び場、という感じ。
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足元にはミヤマリンドウの可憐な花。

夕暮れが迫ってきます。
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縦に伸びる光の筋。
神々しい。
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影月山が葉山にかかります。
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写真右側。
幻日のようです。
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鳥海山もくっきり。

祭りは月山山頂の禅定で斎行されます。
祭り前の様子を動画でどうぞ。


1年間の供養の卒塔婆を護摩木として焚きあげます。

今年のお祭りも素晴らしいものでした。
たぶん、このお祭りでしか聞くことができない特殊な祝詞。
でも、何度聞いても涙が流れます。

直会後、お許しを得て、火の番に。


この火の粉、一つ一つが祖霊のように思われます。
また、ぐっと来るものをこらえて、床につきます。
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気持ちいい!! [神仏]

おにぎりも景色も最高!!
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