明るいうちから飲んでます [日本酒]
思えば出羽三山にはかれこれ40年も詣でてています。
小学2年から最低年に一回、ここ数年は多いときは年7回ほど。
いつ行っても心洗われるいいお山です。
夏越の祓えの今日、自宅から犬の散歩以外は一歩も出ず、
明るいうちに、早、飲み始めました。
先日、羽黒、湯殿を詣でた際に頂いた御神酒。
お神酒の銘柄は
羽黒山は竹の露の「羽黒」
月山は亀の井の「霊峰月山」
湯殿は川西町の?の「湯殿山」でした。
最近、それに銘柄が加わって多彩になってきています。
いままで、正直、湯殿山の御神酒「湯殿山」はイマイチだったのですが、
今回頂いたのは、初めての銘柄、鶴岡の酒どころ、大山地区の
「栄光富士」で有名な富士酒造の「恋の山」でした。
これが、思いのほか淡麗で旨い!
よくよくラベルを見たら、吟醸と書いてあります。
お神酒で吟醸!!!
ビックリです。
月山の御神酒、霊峰月山も亀の井の本醸造だけあって、とてもいい酒なのですが、
湯殿山の恋の山も負けず劣らすいい酒です。
湯殿山に詣でる楽しみが増えた♪
【恋の山】、って名前がまた良いですね~。
それにしても、40年も出羽三山詣でを続けていらっしゃるとは。スゴイですね。次々新しい道路ができて良いドライブコースになりましたけど、子供のころは遥か彼方に感じました。
今後山に詣で続けるためにも、くれぐれも飲みすぎにはご注意ください。(笑)
by もけけやの番頭 (2007-07-01 00:13)
>もけけやの番頭さん
語られぬ 湯殿に濡らす 袂かな
芭蕉の句ですが、湯殿山が「恋の山」と言われるのも
実は「語られぬ」ことと関連あるんです。
もちろん、ここでは語られませんが(笑)
この辺が、出羽三山信仰の醍醐味です(笑)
信心深い、今は亡き祖母に連れられ、訳も分からず
山登りが楽しくて通ってました。
当時はまだ「講」というのがちゃんと機能してたんですね。
祖母にとって、年に一度の楽しみだったんだと思います。
番頭さんも昔の道、知ってるんですね。
未舗装の六十里越街道、谷底に落ちるんじゃないかと、
スリル満点でしたね。
by kotobukimaru (2007-07-01 19:11)