月山柴燈祭 平成28年 夕陽のブロッケン! [神仏]
今年も8月13日に月山山頂で斎行される柴燈祭に参列してきました。
以前のお祭りの様子はこちらをご覧ください。⇒☆
今年は7月に続いて2度目の登拝。前回は雨に風に大変でしたが、
今回は天気に恵まれました。
お盆休みの土曜日、ということで、8合目の駐車場はほぼ満車。
ぎりぎり端っこのほうにとめることができました。
一人の登拝ですからマイペースで登り始めます。
一の滝辺りから中之宮を臨む。鳥海が綺麗に見えています。
今年は雪が少ない。
蔵王、葉山、遠く栗駒まで見通せる大好きな場所で朝ご飯。
妻のおにぎり、旨いっ!
今年は花も早くて、ニッコウキスゲは雪渓のそばにしか咲いていません。
それでも、可憐な花たちが歓迎してくれます。
9合目、佛性池も渇水気味で、わざわざポンプで水を補充しているそうです。
ミヤマリンドウ、癒されます。
山頂につき、祖母の供養をし、しばらく休みました。
一緒に参列される方が、「胎内」に行くというので、ご一緒させてもらいました。
八口の一つ、岩根沢口の登山道の途中にあります。
巨大な石が真っ二つに割れています。
明治頃の墓石や頭のとれた地蔵などが奉納?されていて、独特な雰囲気を醸し出しています。
胎内と言えば、くぐらない訳にはいきません。
なにせ巨体ですから、匍匐前進でくぐりました。
羽黒山伏ですから、出るときにはもちろん、「おぎゃー」が欠かせません(笑)
(羽黒派修験は「擬死再生」=生まれかわりの行を行います)
お祭りは日の暮れた7時斎行。
それまでの時間、職員や助勤の方々と夕日を眺めていました。
湯殿山を臨む。
ガスが西から這い上ってきます。
これは出るかも、と待ち構えていたら・・・
出ました!
ブロッケン現象。
朝のブロッケン現象はよくあるそうですが、夕日のブロッケンは職員の方でも珍しいそう。
感激です!
カメラを忘れたので、取りに戻り他の参列者の方にもお教えします。
皆、この神秘的な光景に言葉をなくします。
ガスが薄いので、遠くの山々の中にブロッケンが透けて見えます。
これも結構珍しいと思います。
圧巻は影月山に立つブロッケン。
ブロッケンの足元の黒い部分は月山の影が霧に写ったものです。
光背も2重に出て、自分が写ってるのにもかかわらず、思わず手を合わせてしまいます。
陽が落ちてきて、徐々に霧も晴れ、ブロッケンも薄くなってついには見えなくなりました。
薄く写っているのが見えるでしょうか?
上空には月齢11の月が。
この後、柴燈祭が厳かに行われ、ホイホイ酒で祖霊を慰めました。
夜、一人で火の番に行き、地面に仰向けに寝転んで星空を眺めました。
流星は残念ながら3つしか見られませんでした。でも、柴燈の火の暖かさ、
吹き抜ける風の冷たさを体の両側に感じながら、独り山頂で仰臥しながら
見る星空は格別でした。
そして、なぜか眠くなり目を瞑り、パチパチと柴灯の爆ぜる音を聞いていると、
このままここで祖霊たちと眠るのもいいのかも、なんて考えました。
翌朝、朝食を戴いていたらご来光です。
昨日、ブロッケンが出ていた辺りから朝日が昇ります。
この後、月山本宮祭、一山萬霊供養祭に参列し、名残を惜しみながら下山しました。
今回の参列、とにかくお天気に恵まれました。
その分、汗をいっぱいかいて、バテバテ。
中之宮で割引券を頂いて、羽黒町の「山伏温泉ゆぽか」に寄って、汗を流してから帰りました。
循環のなんでもない温泉ですが、ジャグジーで筋肉をほぐすことができて、登山帰りにはいいかも。
昼食には気になっていたR112朝日町の月山軒で味噌ラーメン。
手打ちの麺が美味しかったです。
ちょっとしょっぱめの独特な味の味噌も、疲れた体に浸みました。
今年も素晴らしい参拝になりました。
T禰宜様、職員、助勤の皆様、今年も大変お世話になりました。
また来年もお世話になります!!!!!
ありがとうございました!!!!!
以前のお祭りの様子はこちらをご覧ください。⇒☆
今年は7月に続いて2度目の登拝。前回は雨に風に大変でしたが、
今回は天気に恵まれました。
お盆休みの土曜日、ということで、8合目の駐車場はほぼ満車。
ぎりぎり端っこのほうにとめることができました。
一人の登拝ですからマイペースで登り始めます。
一の滝辺りから中之宮を臨む。鳥海が綺麗に見えています。
今年は雪が少ない。
蔵王、葉山、遠く栗駒まで見通せる大好きな場所で朝ご飯。
妻のおにぎり、旨いっ!
今年は花も早くて、ニッコウキスゲは雪渓のそばにしか咲いていません。
それでも、可憐な花たちが歓迎してくれます。
9合目、佛性池も渇水気味で、わざわざポンプで水を補充しているそうです。
ミヤマリンドウ、癒されます。
山頂につき、祖母の供養をし、しばらく休みました。
一緒に参列される方が、「胎内」に行くというので、ご一緒させてもらいました。
八口の一つ、岩根沢口の登山道の途中にあります。
巨大な石が真っ二つに割れています。
明治頃の墓石や頭のとれた地蔵などが奉納?されていて、独特な雰囲気を醸し出しています。
胎内と言えば、くぐらない訳にはいきません。
なにせ巨体ですから、匍匐前進でくぐりました。
羽黒山伏ですから、出るときにはもちろん、「おぎゃー」が欠かせません(笑)
(羽黒派修験は「擬死再生」=生まれかわりの行を行います)
お祭りは日の暮れた7時斎行。
それまでの時間、職員や助勤の方々と夕日を眺めていました。
湯殿山を臨む。
ガスが西から這い上ってきます。
これは出るかも、と待ち構えていたら・・・
出ました!
ブロッケン現象。
朝のブロッケン現象はよくあるそうですが、夕日のブロッケンは職員の方でも珍しいそう。
感激です!
カメラを忘れたので、取りに戻り他の参列者の方にもお教えします。
皆、この神秘的な光景に言葉をなくします。
ガスが薄いので、遠くの山々の中にブロッケンが透けて見えます。
これも結構珍しいと思います。
圧巻は影月山に立つブロッケン。
ブロッケンの足元の黒い部分は月山の影が霧に写ったものです。
光背も2重に出て、自分が写ってるのにもかかわらず、思わず手を合わせてしまいます。
陽が落ちてきて、徐々に霧も晴れ、ブロッケンも薄くなってついには見えなくなりました。
薄く写っているのが見えるでしょうか?
上空には月齢11の月が。
この後、柴燈祭が厳かに行われ、ホイホイ酒で祖霊を慰めました。
夜、一人で火の番に行き、地面に仰向けに寝転んで星空を眺めました。
流星は残念ながら3つしか見られませんでした。でも、柴燈の火の暖かさ、
吹き抜ける風の冷たさを体の両側に感じながら、独り山頂で仰臥しながら
見る星空は格別でした。
そして、なぜか眠くなり目を瞑り、パチパチと柴灯の爆ぜる音を聞いていると、
このままここで祖霊たちと眠るのもいいのかも、なんて考えました。
翌朝、朝食を戴いていたらご来光です。
昨日、ブロッケンが出ていた辺りから朝日が昇ります。
この後、月山本宮祭、一山萬霊供養祭に参列し、名残を惜しみながら下山しました。
今回の参列、とにかくお天気に恵まれました。
その分、汗をいっぱいかいて、バテバテ。
中之宮で割引券を頂いて、羽黒町の「山伏温泉ゆぽか」に寄って、汗を流してから帰りました。
循環のなんでもない温泉ですが、ジャグジーで筋肉をほぐすことができて、登山帰りにはいいかも。
昼食には気になっていたR112朝日町の月山軒で味噌ラーメン。
手打ちの麺が美味しかったです。
ちょっとしょっぱめの独特な味の味噌も、疲れた体に浸みました。
今年も素晴らしい参拝になりました。
T禰宜様、職員、助勤の皆様、今年も大変お世話になりました。
また来年もお世話になります!!!!!
ありがとうございました!!!!!
味噌ラーメンもおいしそうですが、
こういうところで食べるおにぎり、、奥様作、
そっちのほうがきっとおいしいんでしょうね~~。
by lovin (2016-08-23 22:19)
お山に上るときには、おにぎり越しの景色が欠かせませんね♪
ブロッケン、神秘的ですねぇ。
他人には自分のが見えないって本当ですか?
前に何かの本で読んだ覚えがあるのですが・・・
疲れた体には味噌ラーメンのしょっぱさもいいものですよね(=^・^=)
by Rchoose19 (2016-08-25 08:45)
見事なブロッケン!
月山にはまた機会があれば登りたいです。
いつ見ても神秘的な山ですね。
by luckystream (2016-08-25 18:56)
lovinさん、
はいっ、山で食べるおにぎりは最高です。
中の梅干しは僕が漬けた3年物。
塩分20%なのですが、ご飯にはぴったり。
Rchoose19さん、
うふふ、毎年毎年撮っています(笑)
梅干しのクエン酸とご飯の糖で疲れが取れるんですよ。
そうです、ブロッケン、自分に見えてるのは自分の影だけ。
それぞれ自分を見て、わーわー言っています(笑)
luckystreemさん、
またご一緒しましょうね。
今年、試しに日帰りツアーをしましたが、来年以降、そのまま日帰りか、
泊まりかで続けていきたいと思っています。
お誘いしますね。
ナイスをくださった皆さん、いつもありがとうございます。
by kotobukimaru (2016-08-26 11:44)