久し振りの良番組

つい先ほどまでやっていたNHKラジオ第一の
「私が愛した怪獣たち」
番宣でこの番組のことは聞いていて、最初から聴取しました。

で、感想は、妻と一緒に最初から最後まで、笑って頷いて、最高でした。
まぁ、世代的にドンピシャな企画ですからまさにNHKの思う壺だったわけですね。

この放送に向けて、午前中からウルトラセブンのDVDを見て、準備体操ｗしていました。
実は放送自体は期待せずに聞き始めたのです。
が、コメンテーターのデーモン小暮閣下、みうらじゅん氏、アナウンサーの女史も面白く、
まるで一緒に話をしているように楽しめました。

どうもここ十年来、団塊とそのジュニア世代向けに偏っていた感がある、ラジオ第一。
何度も言いますが、村上アナのラジビタなんて腹が立ってすぐにチューニング変えています。
NHK内の勢力図が変化しているのでしょうか？
こういう企画（怪獣とかそういうのではなく、知的でクールな企画ね）は是非継続して欲しいですね。

これから文化の日に相応しく？、セブンの続きでも見ようと思います。
今日は本当によかったです。
ありがとう、NHK！

タグ：ウルトラセブン 円谷プロ NHKラジオ第一 NHK

何考えてるの？

パンダなんか要らないんですけど

タグ：東日本大震災

震災から半年

ハチロという馬鹿が辞任。
なぜ辞任で済ませるのだろう？
どうしようもない馬鹿なのだから罷免+議員辞職だろうに。
もう、民主党には政権担当能力を期待しちゃいけないのだろう。
総理はまともになったのだろうけど、構成メンバーが悪すぎる。
前前、前総理を筆頭に馬鹿、人でなしの見本市。

折しも、震災から半年。
いったいこの先どうなるのだろう？

半年経った今でも、睡眠導入剤を飲まないと酷い夢ばかりを見て、
満足に眠れない。
翌日、笑っちゃうくらいの悪夢（笑）
会社の資金繰りのせいかと思っていたのだが、
それに一区切りがついて数ヶ月過ぎた今も同じ。

低周波音が聞こえると身構えてしまう。
最近、余震が減った分だけ逆に恐怖が増している。

今日、やっと先週の「たかじんのそこまで言って委員会」のビデオを見、
武田教授の発言を聞いた。呆れてものも言えない。
所詮、関東以西にとっては東北はひと括り。

前にも書いたが、ヤマトタケルの頃から、東北＝エミシは侵略され
搾取され続けてきた。
本日付け、河北新報に大好きな作家、高橋克彦氏も書いていたが、
もう政府もマスゴミもどうでもいいや。

支えて下って、今でも支えて下さる人たちには感謝しています。
でも、いい加減、怒れよ、東北・・・

タグ：東日本大震災

米がない

昨日、妻が元気くんにお米を買いに行きました。
いつもの環境保全米を、と思ってたらお米はすべて売り切れ。
入荷も未定だと言います。先週までは山積みだったのに・・・

前日の、放射能の影響を懸念して10年産米の価格高騰、11年産は品不足か、
という報道の影響か。
連絡を受けて僕も仕事場そばのスーパーへ行きましたが、やはりほとんど売り切れ。

幸い、薬局系のスーパーで10ｋｇは買えましたが、今後が心配なので
またまた羽黒に甘えて山形のお米を手当てしました。

一昨日のテレビニュース、「節電」について東京の主婦が
「東北の方のために少しでも役立てれば」
と「ほざ」いていました。
しょせん、多くの人はこんな認識なんです。
あきれ果ててため息が出ます。

今朝の新聞には、東電職員が
「牛肉汚染は稲わら農家のせいだ」
と発言した、と書いてありました。

過去、ヤマトタケルの蝦夷征伐に始まり、伊治公呰麻呂の乱、坂上田村麻呂の蝦夷征伐、
前九年、後三年の役、頼朝の奥州征伐、まだまだある侵略と略奪。
東北人はそれでも耐え忍ぶことを選択してきました。
戦いを好まず、弥生人の進攻のまにまに北へ逃れてきた縄文人の血なのかもしれません。

震災から間もなく5カ月にもなります。
結局政治はバ管を筆頭になにもしていないに等しい。
むしろ、被災者を人質に自己保身のやりたい放題。

大人しい東北人も、もう、いいかげん爆発させてもいいんじゃないかな、とつくづく思うこの頃です。

タグ：東日本大震災

いったい何様？

菅の下で働いてるだけあるね。
ねぇ、被災地のみんな。
いいかげん怒りませんか？

被災地に来てなにこの態度、言動。
人間として屑だわ。
くず菅の手下のくず。



http://youtu.be/VtUqWdbjnTk

拡散希望します。
もうこの国で暮らすのが嫌になっています。
○ちがいが総理大臣、手下はこんなのばかり。

地震から3カ月

「あの日」から今日で3ヶ月です。
震災直後から、様々な救援物資を送って頂いた方々に改めてお礼を申し上げます。
食べるもの、必要なものが手に入らない、
という、現代では考えられない事態の中、どれだけ役に立ったか。
ご恩は一生忘れません。
また、ブログやメールでの励まし、どれだけ嬉しく、力づけられたことか。
ありがとうございました。

残念ながら、まだまだ震災前の状況には戻っていません。
昨日も国会中継を見ていましたが、
居座り続ける人の心を失ったバ管の
「復旧から復興の時期に来ている」などと寝ぼけた発言を聞いていると
心底腹が立ちます。

ここ数日、体調不良でブログもほったらかしでした。
体重が5キロも減って、それはそれで良かったんですが、
精神的な重圧と相まって、少ししんどかったです。
眠剤（マイスリー）を飲み忘れると、とんでもない悪夢ばかり見て、
自分の心の中を見たようでげんなりします。

今日は思い切って庭の木をがんがん切り、日当たりを良くして、
少し心も晴れたような気がします。
汗をたくさんかいて夕方から発泡酒をがぶ飲みしたせいで
体重が少し増えてしまったのは残念ですが、鬱々としてるよりは良かったかも(笑)

昨日の久し振りの緊急地震速報。
気象庁からは、今後も大きな余震に対する注意喚起が出てもいます。
まだまだ不安ですが、生きていくしかありません。
3ヶ月過ぎたからどうこう、なんてちっとも思えませんが
今の気持ちを日記代わりに。

終わりの始まり

本日、今まで生きてきた中で
最悪の茶番を見せられた

劇ならまだしも
これが現実なんだから反吐が出る

とうとう

震災以来、なんとなく海の方に行くのが気が引けて、
船も見に行っていませんでした。

でも、船の免許の更新が近いので、いつもお世話になってる
くろしおさんへ行ってきました。
併せて、船も見に行きました。

塩釜神社の表参道を過ぎ、本塩釜駅に近づくと、ちょっと様子が変。
駅前の信号は消えています。
がれきがあちこちにあり、建物の1階がつぶれたものが多いです。

くろしおさんは一見するとこれまで通りです。
話を伺ってみると、やっと泥をよけたりして片付いたばかりだとういうこと。
手続きをして、釜の淵の以前船を止めていたところへ行ってみます。

塩釜魚市場の前。小型底引き網船が。
道路はあちこち隆起、沈下しています。

300艘ほど泊っていた浮き桟橋、跡形もありません。
以前はこうだったんです↓

残った船はごくわずか。

乗りあげたままの船も。
そんななか、ガイド船の船長達は船を整備していて、来るべき出漁の準備をしていました。
たくましいです。

塩釜港。

観光桟橋。塩釜様の御座船は無事だったようです。

いたるところに船が打ち上げられています。
塩釜に入ってから、なんか胸がいっぱいになって、目がうるんでます。
あの店、この店も・・・・・見慣れた建物が違うものになってます。
被害が少なかったという塩釜でこれだけショックを受けるんですから
石巻や半島に行ったら僕の精神状態、どうなっちゃうんだろう。

七ヶ浜に入り、代ヶ崎浜清水港へ。
外海に面した菖蒲田や花渕と違って、この浜はほとんど被害がありませんでした。

この浜に引越して1年。
釜の淵にそのまま残ってたら、船はもうなかったはず。
お金がなくなって、停泊料の安いここに移ったのですが、
なにが幸いするか分からないものです。

港の一部が大分沈下しています。

岸壁が水没。

ごみだらけ。

堤防にもゴミが打ち上げられています。

もやいロープが流されたので舳先が堤防にどん突きしてしまい、若干損傷。

気休めに流されてきた浮き玉を噛ませておきました。
エンジンを始動させてみました。
かかりました。良かったぁ。ビルジもたいして溜まっていませんでした。

セブンずずぃ、米、僚船も無事。
いつかまた一緒に出られるでしょう。

山桜が綺麗に咲いています。
心の中をうまく表現できません。

帰宅したらキアゲハが羽化していました。
なんかとても嬉しかったです。

タグ：東日本大震災 船

もうやめて

日本は強い国　とか
応援してる　とか
いいかげんやめて欲しいんだけど・・・
関東以西ではやってないのかな？AC？
こっちは連日二六時中同じこと聞かされて
神経逆撫でで我慢がならなくなってきた
サントリーのあざといCMもね
テレビでの応援はもうおなかいっぱい

天を恨まず3

http://www.youtube.com/watch?v=OoDgQ3DQTH4&feature=player_embedded#at=12

気仙沼、階上中学の卒業式の答辞、「天を恨まず」。
この映像に感動した人はもの凄い数に上るようです。
ソネブロにはあまり役に立たないアクセス解析がついているのですが、
あの時以来、この検索ワードで見に来られる方多数いらっしゃることで分かります。

一番アクセスが多かった日、日も経っているのになぜ？と思ったら、
さだまさしさんが民放でこの卒業式の事を話したらしいんです。
それを知った妻、一昨日深夜のNHK、さだまさしさんのトーク番組を録画。
もしかしたらあの時のニュース画像を流すかもと。
正解でした。あっぱれ、妻。
昨日、久し振りに見返し、また涙・・・
さださまさしさんも生放送中に涙・・・

ここからは、昨日、東北道を仙台東京日帰り往復した時に車の中で思ったこと。
天を恨まず、の天、そして仙台青葉まつり中止、いろいろについて。

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日本には八百万の神々がいます。
太陽を神格化した天照大神や海を神格化した綿津見大神など、
自然神だけでなく、人が作った刀を神格化した布津主（ふつぬし）神や
機能や職能も神になるし、人さえ神になってしまいます。
天神様の菅原道真や東照宮の徳川家康が有名ですよね。

ところで、そんな神々は人々に恵みをもたらす和魂（にぎみたま）だけでなく、
災厄をもたらす荒魂（あらみたま）を一身に併せ持っています。
自然にも、道具にも、人にもあらゆるものある「利」「害」の二面性を
「害」すらそのまま受け入れ「神」としてきたことに
日本人の素晴らしさを感じずにはいられません。

古来、日本人は収穫を祝う秋祭りのように神の和魂を敬い感謝するだけでなく、
天変地異、疫病、天候不順をすべて神の荒魂の発揮として畏れ、
なんとかその災厄から免れようとする「まつり」も行ってきました。
祇園祭なんかはその代表例です。

歌舞音曲をともなうような祭り、その起源は天岩戸神話にあります。
弟、スサノウの乱行を悲しみ、天岩戸にお隠れになったアマテラス。
世界は暗く、荒れました。
そこで神々は知恵を絞り、アメノウズメという女神が楽しい（エロい）踊りを舞い、
周りの神々も大騒ぎして（楽しんだふりをして）、アマテラスを岩戸から引き出し、
怒りを鎮め和したのです。

何が言いたいか、

中止するような「まつり」だったら最初からしなきゃいい

ということ。
仮にも青葉まつりは藩主伊達正宗を祀った青葉神社の祭礼なんでしょう。
知らないうちにそれが、雀躍りだの山鉾だの、あちこちの祭りを寄せ集めたような
根拠のない「伝統」をでっちあげ、観光、集客のための「まつり」にすげ替えた。
だから、こういう事態で「中止」に出来るのでしょう。

「まつり」は本来神事です。
そして神に感謝するだけでなく、慰め、和す（やわす）ものです。
今回のような天変地異こそ、しっかり「まつら」なきゃいけないのに、中止。
でも、僕はこの判断は間違ってないと思うんですよ。
元々うさんくさい祭りでしたから、この際未来永劫やめてしまえばいい、という意味で。

重ねて言えば、昨今のパワースポットブームやら、神様ブームも
僕は大いに懐疑的でした。
ご利益を願う前に、もっと神を畏れる感性を持つことが大切だと思うんです。
天罰、などと発言した方がいますが、僕はある面真理だと思っています。
神は祟るんです。
祟りを恐れる感性は、自省し清く生きようとする感性に通じるように思います。

神の荒魂を忘れ、驕り高ぶり、自然を、人を思い通りに操れると勘違いした世の中を
神＝天は諌めたのだと思います。
ただ、階上中の答辞の言葉通り、それはあまりにむごいものでした。

それでも、天を恨まず。

彼のこの言葉が多くの人の心を打ったのは、僕と同じように感じている人が
多いのだと思います。
これからこの世の中をどう明るく良くしていくか、それが大事だと思っています。
ただ恨むだけでは何も始まりませんものね。

タグ：東日本大震災 東北太平洋沖地震