秋を食べる もって菊にむかごご飯 [ごはん&レシピ]
昨日の昼ごはん、まだおでんがある(笑)
でも、何より嬉しいのは季節の味。
山形特産の「もってのほか」
甘くしゃきしゃきしたとても美味しい食用菊。
この菊を食べたら普通の苦い食用菊ってなんだったんだろう?って思うこと間違いなしです。
最近は宮城でも栽培されるようになってきました。
この1袋でいったい何個の花なんでしょう?
花びらをむしるのも結構面倒なので助かります。
おまけにこれで105円!
酢を入れた熱湯でさっと茹で水にさらします。
鮮やかなピンクに変わります。
ポン酢醤油で。
もう1品、秋だけの味。
むかごご飯。
むかごは各種植物の葉のわきなどに出来ますが、
(これも秋の味のミズの玉もむかごです)
一般的にむかごと言えば、山芋のそれを指します。
仕事場の庭に隣の家からこぼれてきたむかごが自然に繁殖し、
今や1回食べる分の量くらいは採れるようになりました(笑)
こく出しに油揚げを細かく刻んで。
出汁に米一合につき、酒、醤油各大匙1。
噛むととろんと山芋そのもの。
自然薯のむかごですから肉質はち密で味も濃いです。
あくも少しありますが、それも味のうちです。
たっぷり入れたので、口の中で新米の甘さとむかごの甘さの二重奏。
こうして季節を食べると日本人に生まれて良かった、とつくづく思います。
仙台長茄子、今年どれだけ食べたことか。
そろそろ名残ですね。
きゅうりもそろそろ終わり。
旬の紫蘇の実と。
旬と言っても、この紫蘇の実、1年間塩漬けにしたもの。
1年くらい漬けておかないと灰汁が抜けないようですね。
今年のも指を真っ茶色にしながらこき取って漬けこんであります。
むかご、もって菊、紫蘇の実、
身近なところにある美味しい食材をまめに食べてきた先人たちの知恵。
僕も娘たちに伝えていかなきゃ。