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マコモダケと椎茸のペペロンチーノ [ごはん&レシピ]

マコモダケの料理が続きます。
昨日の昼ごはんはパスタにしました。
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このマコモ、妻の友人の大和町のHさんが神社の〆縄を作るために栽培しているそうです。
そのHさんは椎茸工場で働いているため、会うと必ず見事な椎茸を下さいます。
そんなHさんから頂いた食材がメイン。
唐辛子は、遠刈田で芋のおまけに貰ったもの(笑)
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マコモダケのしゃきしゃきにほんのりした甘さ、しいたけの香り、
めちゃくちゃ美味しいです。

レシピ
にんにく、唐辛子、しばらくして塩豚をオリーブ油でじっくり炒め香りを出します。
油に香りが移り、塩豚がカリッとしたら椎茸を投入して中火で炒めます。
さらに食べやすい大きさにスライスしたマコモダケを入れ炒めます。
炒まったら麺の茹で汁をお玉で1~2杯入れ、塩味をつけると同時に
具に味を吸わせます。
茹であがった麺をからめて出来上がり。

簡単ですが、ソースを吸った麺が噛み締めると旨くて旨くて。
いつもありがとうございます、Hさん!!!

ところで、マコモダケ、まだまだ珍しい野菜です。
僕も何年か前、椿山荘内の鉄板焼き屋で友人にご馳走になったのが初めて。
以来、大好物になってます。

古くから自生するイネ科のマコモという植物に黒穂菌が寄生して
肥大化した芯を食用にします。
万葉のころから食べられているそうです。(wikipediaを参照しました)

夕食はマコモはお休みして、今度は里芋です(笑)
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芋煮。ここにもHさんの椎茸をたっぷり。
白味噌中心の合わせ味噌仕立てにしてみました。
美味しい味噌屋さんを見つけたので、そこで買ってきたもの。
後日記事にするかも。

妻作の豚バラの梅大根おろし和えとか、サラダとかも色々食べて、
メインは久し振りにツボダイ。
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塩麹に漬けて2日。
あー、こうして写真を見てるだけで涎が出ます。
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酒は控え目に。
最近、カインズホームのオリジナル格安赤ワインがお気に入りで
それを少し飲んだ後、やはり塩麹漬けには日本酒。
日高見を燗で。
燗酒の方が、なんとなく体によさそうだから(笑)
お銚子ひとつで終了です。偉いでしょ?
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さよなら親分

大沢啓二元日ハム監督が亡くなりました。
日ハムの大ファンだったことがあります。
いや日ハムファンというよりはむしろ親分ファンでした。
リーグ制覇した年は、9月から関東地区の全試合を見ました。
農協チックなnhのマークの帽子をかぶり、総武線で飯田橋へ。
試合が終わると、選手出口で親分を待ち、激励と握手。
いつも麝香の匂いをぷんぷんさせたダンディーな監督でした。
帰りの電車は合宿所に住んでる選手たちと同じ。
東横線、新丸子で降りる彼らを見送って日吉の家路につきました。
合宿所住まいなのに高級外車なんて乗れない時代。
弱小万年Bクラス球団。
東映の生き残りに、あちこちからの寄せ集め。
親分の采配の冴えもありプレーオフに勝ち、日本シリーズへ。
当時、2軍選手と交際していた友人の友人(笑)のコネを使い、
プレーオフ、日本シリーズのチケットを入手。
ホームなのにビジターの巨人ファンに囲まれる屈辱も。
過日、家の片付けをしていた妻に、「ほら、これ」、と当時の帽子と
旗を見せられました。今日、探してみましたがまたどこか魔窟に
しまいこまれたようです。「今度出てきたときは自分の死後整理かな」
なんて妻と話しました。
帽子のつばの裏には監督のサインと「燃えろ火の玉野球」の
キャッチフレーズが僕の汚い字で書いてあったはず。
ファイターズなんて「喧嘩集団」の割りに大人しい選手が多く、
釘谷というホームラン0の渋い職人もいたっけ。
最後のシーズン、1本打ったんだっけかな、0のままだったかな。
・・・・・・・・
・・・・・・・・
あれもこれも当時のことが昨日のことのように思い出されます。

謹んでご冥福をお祈りいたします。


合掌


タグ:大沢啓二
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おいしいマコモダケ料理3品 レシピ付き [ごはん&レシピ]

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昨年に引き続き、今年もたくさんのマコモダケを頂きました。
妻の友人が販売用ではなく栽培してらっしゃるものです。
8人ほどにおすそ分けしてもまだこんなにあります♪

まずはシンプルに焼いていただきます。
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ただそのまま魚焼きグリルで焼くだけ。
レシピもなにもありません(笑)

マコモダケの料理、基本的に根曲竹や筍と同じ調理をすれば美味しく食べられます。
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ディップは味噌マヨ。
山菜の万能調味料ですね。

しゃきしゃきと噛み切れて、甘いマコモダケ。
独特の青臭さと焦げた香ばしい香りが混じりあって旨いっ!

次はグラタンです。
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これは手間がかかります。面倒な方は市販のソースでどうぞ。

まずはベシャメル作り。
バター、小麦粉同量、今回は50gずつ。
牛乳700ccは別鍋で温めておきます。
鍋でバターを溶かし、小麦粉を入れ、粉っぽさがなくなるまで弱火で炒めます。
そこに温めた牛乳を少量ずつ入れ、練っては入れ練っては入れを繰り返し
滑らかなソースを作ります。
味付けは塩に隠し味にコンソメ顆粒小匙1/3。
堅さはお好みで、牛乳の量で調節してください。

具を炒めます。
にんにく1かけを粗みじんに切り、オリーブ油で香り出しします。
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火を強め、まずは鶏もも肉のぶつ切りを炒めます。
表面に焦げ色がついたら、ソースの中に投入します。
同じフライパンでそのまま殻を剥いた海老を炒めます。
これも表面が綺麗に赤くなったらソースに入れます。
さらに同じパンでマコモダケを炒めます。
マコモダケは斜めに3mmほどの厚さに切っておきます。
表面に軽く焦げ色がつくくらい炒めたら、これもソースの鍋に。
鶏の脂に海老の旨みが溶けだし、さらにそれをマコモダケに吸わせるわけです。

耐熱皿は、にんにくを切った断面を全面にこすりつけておきます。
これをするだけで、香りが全然違います。
バターも全面にこすりつけ、具材を混ぜたソースを盛ります。
溶けるチーズ、パン粉を振り、230度のオーブンで15分焼きます。
(オーブンによって違いますので時間は目安)
ぐつぐつ沸騰し、表面に綺麗な焼き色がついたら出来上がり。
パセリのみじん切りを飾りに、オリーブ油(バージン)をたっぷりかけて艶出し。
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テーブルに運んでもぐつぐつ沸騰してます。
マコモダケの甘い香りや海老の匂い、にんにくの香りやもろもろが
渾然一体になって部屋に漂ってます。
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ソースの堅さもちょうどいい。
一番上がマコモダケ。しっかりしゃくっと噛み切れる歯応えは残ります。

妻、「ここ数年のグラタンで一番美味しい」
と大絶賛。
わざわざ料理の内容を頂いた友人に報告までしています(笑)
実際、普段、この器だと二人で少し残るのですが、今回は完食。

昨日の夜は妻作の中華で。
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これは妻が作ったのでレシピは不明ですが、
豚こま肉に、オイスターソース、紹興酒、醤油、胡麻油を片栗粉で揉みこんでおき、
拍子木に切ったマコモダケとオイスターソースで炒めたものです。
もともとが中華食材ですから、油との相性はばっちりですね。

まだ数本あります。
あまり日持ちがよくないので、今日も食べます。
またアップしますね。

*******************************************************
毎年、この時期になるとマコモダケを検索して拙ブログを訪ねて下さる方が多いです。
以下に主なマコモダケ記事のURLだけを書いておきます。
クリックで飛びますのでご参考までに。
http://kotobukimaru.blog.so-net.ne.jp/2009-10-28
http://kotobukimaru.blog.so-net.ne.jp/2009-11-05
http://kotobukimaru.blog.so-net.ne.jp/2010-10-07
http://kotobukimaru.blog.so-net.ne.jp/2010-10-08-1
http://kotobukimaru.blog.so-net.ne.jp/2011-10-09
http://kotobukimaru.blog.so-net.ne.jp/2011-10-12
http://kotobukimaru.blog.so-net.ne.jp/2011-10-13
http://kotobukimaru.blog.so-net.ne.jp/2011-10-18
http://kotobukimaru.blog.so-net.ne.jp/2011-11-09
http://kotobukimaru.blog.so-net.ne.jp/2012-10-10

2012年10月10日追記
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いくら(だけ)丼 [ごはん&レシピ]

本日は二本立て記事の予定です。
まずは昨日の一人ランチ。
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今が旬のはらこ(いくら)、先日近所のスーパーでなんと198円@g。
滅多にない安値です。
妻に買いに行ってもらいましたが、売り場は戦場のようだったそうです(笑)

過日、298で安いと思ってある程度の量を作って冷凍したところですが、
お正月にたっぷり食べられるように2腹買って、塩と醤油でまた漬けました。

味見を兼ねてジャーのご飯に寿司酢を混ぜてイクラ丼。
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潔くイクラだけです。
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お汁は天然ナメコ汁。1年前の冷凍したやつ。
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きのこは冷凍しても味が落ちないのが嬉しいですね。
森の香りの味噌汁、おいしいっ!
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もちろん、イクラは美味しいに決まってます。
まだ柔らかいので、口の中に入れた後、上あごと舌で潰して口中調味。
じわぁっ、と中身が滲み出てご飯の甘さと混じり合って思わず目を瞑ってしまいます。
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イクラが雪崩をおこしてしまいます。
幸せだなぁ~

幸せと言えば、頂いたきのこを綺麗に食べ尽くしたと思ったら、
昼食後、ぴんぽーん。
お世話になっている千葉のHさんから届け物。
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もう70過ぎたお爺さん、僕、老人の友人が多いんですよね。
最近は電話だけで話をすることが多いけど、お元気そうです。

そして、妻が外出から帰ってきたら、
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今年も頂いてきました。
マコモダケにたくさんの椎茸!
嬉しいことって続きますね♪
さっそく夕食に頂きました。メニューは次記事に。

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今朝の散歩、きのこの写真撮ってきました。
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タマゴタケだと思うんですが、何年振りかで出てました。
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数個前の記事で食べたノウタケ、だんだん脳みそ状になってきました(笑)

今日で生検から2週間です。
まだ結果は来ていません。
かかりつけ医のところに来たカメラの所見は、

「バレット腺癌」の疑いで3か所生検したこと。

かかりつけ医で撮った画像と、1週間後の画像では
プロトンポンプ阻害剤が非常によく効いたと思われ、
劇的に改善されていること。

が書かれていました。
カメラの所見からは、次の検査(11月)でさらに改善しているようなら
半年に1度検査していけばいいだろう、とのことでした。

ただ、バレット食道、気をつけてないと癌に変わりやすいらしく、
薬も続けなくてはならず、食生活や飲酒習慣も控えめにしなくてはならないそうです。
最近、お酒の量をかなり減らしています。
やれやれ、ですが、仕方ないですね。

<バレット粘膜>
胃と食道の接合部が胃酸の逆流を繰り返すことで
食道の粘膜の細胞が胃の細胞に置き換わってしまう。
さらに進行すると、腸の細胞に置き換わってしまう。
腺癌になった場合、5年生存率は25%

おお怖っ。
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蔵王へ行ってきた [おでかけ]

10月3日。予報では雨だったのですが、晴れたり曇ったり。
妻と蔵王方面へドライブへ行ってきました。
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刈田岳山頂付近は色づき始めていました。

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きのこ三昧 その2 [ごはん&レシピ]

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いつもの朝の食卓ですが・・・

ちゃり~らり~らりら~

お釜の炊き上がりの音楽で蓋を開けると。
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舞茸にセンボンシメジがたっぷり。
キノコの香りにむせかえりそうになります。
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キノコ汁の味噌汁も。
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舞茸だけの炊き込みご飯に比べるとシメジが入って旨みが増してます。
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味噌汁もキノコだけの出汁とはとても思えない奥深い味。
キノコって素晴らしい!

朝から幸せ全開ですが(きのこご飯で幸せになれる安上がりさが・・・)
昼は昼の楽しみが。
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前日残った(残した)舞茸の天ぷらで天ぷらそばです。
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天丼もいいですが、あつあつの蕎麦もいいもんですね~
出汁と舞茸の香りがぶんぶんします。
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もちろん?きのこご飯も一緒に。
超お腹いっぱいになりました。

どんなに食べ過ぎと言われても、美味しいので後悔はありません(笑)
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栗駒山へ行ってきた [おでかけ]

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ちょっと前の話になってしまいますが、秋分の日の9月23日、
栗駒山へドライブに行ってきました。

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きのこ三昧 その1 [ごはん&レシピ]

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釣友?にして高校の大先輩、海だけでなく山にも造詣深く、
おまけに空まで飛んでしまう海山の会のコウモリ男、
迷人O村さんから頂戴したたっぷりの天然きのこ。
毎日大切に頂いています。

美味しいきのこの続きはこちら


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秋のランチ はらこ飯に舞茸 [ごはん&レシピ]

10月1日、このso-netブログ、長時間のメンテナンスのようです。
ご迷惑をおかけします。

さて、先輩Oさんから採りたての天然キノコを頂いた29日。
一つショックなことがありました。
毎月29日、「肉の日」で格安で豚肉が買えた公設市場、
いつものように買いに行ったら、なにか雰囲気が違う。
どの棚もがらんどう。張り紙を見たら、30日で閉店のお知らせ。
肉屋に行ったら、肉がない・・・

魚屋で1尾50円で秋刀魚を4尾、八百屋で山形産天然「風」舞茸一山300円を
買い求めてしょんぼりと帰ってきました。
近所に競合が多いとはいえ、もう少し工夫して頑張ってほしかったなぁ。

その日の昼ごはんは、大嫌いな超大手スーパーで買った肩ロース88円@gと
消えゆく公設市場で買った舞茸のコラボ、心中複雑なランチです。
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豚肩ロースとマイタケのオイスターソース炒め。
肩ロースはスライスして、醤油、紹興酒、オイスターソース、胡麻油、
片栗粉を揉みこんでしばらく置きます。
生姜のみじん切りを弱火で炒め、油に香りがついたらネギ、肉を炒め、
最後に舞茸を加え、オイスターソース、醤油、胡椒で調味。
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肉と舞茸は出会いですね。
新米が進みます。スープはいつぞやの白身を使った中華スープ、妻作。

そして今日のランチは、Oさんの天然きのこです。
お伴はこれも秋の味、海バージョン。
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O村さんから頂いたアミタケにセンボンシメジ。
前日夜に澄まし汁で食べてますが、今度は味噌汁です。
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深い味わい。きのこって凄いです。
そして、我が家風はらこ飯。
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醤油漬けと塩漬けを仕込みましたが、今日は醤油漬けで。
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本式のはらこ飯ではありません。
実は煮た鮭があまり好きじゃないんです。
だから、塩鮭を焼いてご飯に混ぜ込んであります。
そこにイクラをたっぷりトッピング。
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混ぜ混ぜして食べると、旨ぁ~
醤油と酒だけで漬けた手造りのイクラは市販のもののような
いやな化調の味がせず、素材の持つ旨みだけ。
後味がすっきりしていいですね。
市販品、なぜあんなに調味料を使ってるんでしょうね。

毎日毎食、季節のものを美味しく食べてます。
妻と二人、「貧乏も悪くないねぇ」
食材を無駄にせず、なんでも美味しく調理して食べる、
外食では味わえない「真味」が嬉しいです。


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